私はMNPが始まってすぐに、ドコモからauに変えた。
 ドコモではmovaを使っていたのだが、つながりにくい、メールの文字数制限がある、などで不便を感じていた。機種を変えたいと思っていたが、FOMAにするよりも、auにしたかった。auの方が、機能的にも魅力的な機種があったためだ。
 MNPはドコモの一人負け状態が続いている。とはいえ、もともとのシェアが大きいだけに、シェアが逆転するような事態には、当分ならないだろう。
 そんな、ドコモの新しい広告戦略は、いささか鼻持ちならない空気が漂っているようだ。それに関する記事。
大前研一「ニュースの視点」WEB:KON162 トヨタの“謙虚さ”とDoCoMoの“傲慢さ”から見える経営の本質

さらに、まずいことにドコモの経営陣は、このタイミングで
経営者としては絶対にやってはいけないマーケティング上の
重大なミスを犯しました。

それは、今、ドコモが大々的に広告している「ドコモ2.0」
という広告です。

     『そろそろ反撃してもいいですか?』

のキャッチコピーを見て分かるように、

この戦略は完全に同業他社に反発し、それを打ち負かす
ことだけを考えたものです。

こういった考え方を、経営学では、「コンペティティブ・
リタリエーション(競合反発)」と呼び、経営者が選んでは
いけない戦略の1つになっています。

なぜなら、この考え方は、業界収益をなくし、自分も相手も
血だらけになるだけという結果をもたらすからです。

 「ドコモ2.0」というのには、笑ってしまった。
 それって、パクリじゃないか(^^)
 しかも、自社ブランドに2.0を付けるという、ずうずうしさ。携帯2.0なら、携帯電話というメディアの将来を展望しているようなイメージがあって、まだわかるけどね。ドコモだけ2.0にしてどうすんだよ……と思ってしまう。

 「auの方が、ドコモよりもつながりやすい」とは、よくいわれるが、なぜそうなのかの理由はあまり知られていない。
 それについての解説が以下のサイトにある。

auはなぜつながりやすいのか
3Gの端末で2Gの基地局の電波も受かり、FOMAが電波の届きにくい1.9GHz帯しか使えないのに対して、auの3Gは有利な800MHz帯も使えるため、カバー率はFOMAよりはるかに高くなったのである。

 というわけで、800MHz帯を使えることがauの利点だという。
 周波数が高いと、直進性は増すが、障害物による影響を受けやすくなる。私はアマチュア無線をやっていたので、このへんは馴染みのあることだ。
 800MHzだと波長は37.5cmで、1.9GHzだと波長は15.8
 この波長とは、電波の振幅であり、平たくいえば800MHzは37.5cm以下の壁であれば通り抜けられることを意味する(材質にもよるがそれは無視して)。建物の中でドコモがつながりにくいのは、波長が短く、壁で遮られてしまうからだ。

 いずれにしても、携帯の料金はまだまだ高い。
 基本料を撤廃して、通信料だけで課金するのが本来の姿だろう。あるいは、基本料だけで通信料(すべての通話、パケット含む)の課金をなくすかだ。
 競争するなら料金で競い合って欲しいものである。

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