熊本地震の前兆は2015年11月からあった?

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熊本地震は夜型か?」の続き。

熊本地震の前兆はなかったのか?
ということを調べてみると……それらしきものが……

2015年1月から2016年4月21日現在までの、各月のM3以上の地震の発生状況を調べてみたら、2015年11月から日本での地震活動が急激に活発になっている様子が出てきた。
その推移をアニメーションにした。

▼2015年1月~2016年4月までの地震発生状況
Latest earthquakes in Japan interactive map & list: April 2016より
※再生にはHTML5に対応したブラウザが必要。


■拡大表示する場合はコチラ ※別窓に開きます。

見ていただけばわかるとおり、2015年11月から発生数が格段に多くなっている。
しかも、九州での発生件数が顕著に多くなり、熊本地震の震源となった一帯で小さな地震が頻発していた。
こういうのは、あとになって前兆ではなかったのか?……というのがわかる。
昨年の11月~12月時点で、それが大地震につながるとは誰も考えなかった。そのころから、熊本の地下の断層が、ミシミシと小さく動き始めていたようだ。
地震観測・予測の難しいところ。

この1年4カ月分の推移を見ても、南海トラフと四国の中央構造線断層帯は比較的静かだ。
周りが活発なだけに、やっぱり不気味。

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