1頭のアザラシが迷い込んでくれば、マスコットとして大騒ぎし、1頭のクジラが迷い込むと命がけで助けようとする。
 それが動物愛護だと勘違いしている世の中。
 私たちにもっとも身近な動物である、犬と猫。
 だが、捨てられる犬・猫も多く、その末路は「処分」という名の、殺戮である。
 その数は、日本国内で年間、犬は約16万頭、猫は約24万頭だという。(環境省の「動物の愛護・管理について」より)
 正確な数字は明らかにされていないようだ。

 そこで、こんなニュース。
犬たちの冥福を祈って。保健所で動物慰霊祭 実施 – 犬 ニュース01(ゼロワン) – 犬専門ニュース情報サイト

長野県 南信地方で保護された犬・猫を収容する南信犬等管理所では、これまでに処分された犬・猫たちの冥福を祈る「動物慰霊祭」を実施した。

 これがいいニュースなのかどうかは、微妙だ。
 慰霊すること自体はいいとしても、殺しているのは人間の都合だからだ。
 殺人犯が殺した相手を慰霊すれば、それで許されるのだろうか?
 年間40万頭もの犬猫が殺されていることは、大きなニュースにはならない。それが常態化しているからだ。
 しかし、アザラシやクジラは、1頭で大騒ぎだ。
 私たちは、もっと身近な隣人である犬や猫たちのことを考えなくてはいけない。

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