DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(58)

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DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(57)の続き。

早くもGenesis 3にバージョンアップ

え? ええーーっ!?
DAZのフィギュアが、Genesis 2からGenesis 3にバージョンアップした!
早っ!!

Genesis 2が登場したのが2013年6月だから、2年目のバージョンアップ。まぁ、順当といえば順当なのだが、またまたGenesis 3に対応した環境をそろえないといけない(>_<)

関連記事→DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(52) 「Victoria 5とVictoria 6を比較(1)」

Genesis 2になったときには、上記の関連記事のように、違いなどを検証したが、Genesis 3でも違いを把握しないといけない。
Genesis 3では、女性フィギュアはVictoria 7になった。

Victoria 7

Victoria 7

Victoria 7

まだ入手していないので、紹介画像を見た限りの感想ではあるが、ディテールがさらにリアルになっているようだ。関節や皮膚の下の骨、肌の質感、筋肉のつき具合など、Genesis 2よりもリアルな再現になっている。3Dフィギュアは、実際に体内に関節や筋肉があるわけではなく、表面の薄皮一枚しかない。それがあたかも「肉体」としてリアルに見えるのは、ディテールをいかに表現するか、ポーズを変えたときに関節や筋肉がどのように変化するかを、パラメーターとして表現している。

Victoria 4→Victoria 5→Victoria 6と着実にリアルさが進化してきたので、Victoria 7も相応の進化はしているのだろう。

ただ、Victoria 7でもまだ再現できていないのは、全身の「うぶ毛」だ。顔のアップにすると顕著だが、人の顔にはうぶ毛がある。濃い、薄いはあるものの、そのうぶ毛の有無がリアルにどこまで近づけるかの最大のネックだ。

基本、つるつるの肌に、TextureとBumpで肌の凹凸を表現するが、そこにうぶ毛がない。そのため、顔のアップにすると3Dモデルであることがわかってしまう。遠目であれば区別はつきにくいけどね。

また、髪の毛の繊細さも、まだまだ改善の余地がある。現状、髪の毛を「束」として処理する方法なので、1本1本の髪の毛としては成立していない。その髪の毛は、風になびいたり、姿勢を変えると重力に引かれて垂れたりするが、髪の毛を自在に動かせるようにはなっていない。

たとえば、フィギュアを逆立ちさせたとき、髪の毛が逆立つようにはできない。髪の毛のアイテムについては、フィギュアの進化ほどには改善されていない。髪の毛はリアルさには重要な要素なので、この点についての進化が望まれる。

ともあれ、Victoria 7を入手したら、いろいろと検証したいと思っている。フィギュア単体ではなく、髪や服装などGenesis 3対応にしないといけないので、もろもろまとめて買うと、けっこうな金額になってしまう。しかも、円安で割高になっているからね。
円高だった頃は、お得感があったのにねー(^_^)

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