地球型惑星を探すなら、G型矮星が適しているらしい


太陽系外の惑星探しが盛んに行われ、多くの恒星には大小さまざまな惑星があることが、観測としてわかってきた。

地球だけが特別なわけがなく、恒星の周りに惑星があるのは当然の帰結だが、理論や推測ではなく、観測して探し出すのは難しかった。
木星のような巨大ガス惑星は見つけやすいが、地球サイズの惑星は見つけにくい。

地球サイズで岩石惑星であれば、恒星からの距離が適切なら、生命の可能性がある。そのため、地球型惑星を探し出すことは、地球外生命の可能性を探すことにもなっている。

では、どこを探せばいいのか?
その答えを、シミュレーションで導き出したという。

地球のような惑星は、やはり太陽型星の周りに存在 – アストロアーツ

生命が住める惑星(ハビタブル惑星)の探索は、現在、太陽の半分以下の質量のM型矮星に対し集中して行われようとしている。M型矮星では、太陽と同程度の質量のG型矮星にくらべ、ハビタブル惑星を検出しやすいと考えられてきたからだ。しかし、日中の研究者により、地球のような惑星を探すにはM型矮星は適さないというシミュレーション結果が示された。

(中略)

最後に太陽質量の恒星については、3万8000個の惑星が得られ、うち8000個が地球質量に近く、407個がハビタブル・ゾーンに入っていた。そのうち91個は海惑星、45個は砂漠惑星で、大部分である271個が地球と同じような含水量であった。

あくまでシミュレーションの結果ではあるが、納得の結果ではある。

おそらく、太陽系は生命が誕生できる標準的な恒星系で、太陽に似た恒星を探せば、地球型惑星も見つかるというのは、なんとなく感覚的にわかりやすい。
SFの世界では、特異な環境での生物が想定されて想像力をかき立ててくれるが、人類のような知的生命体が育つには条件が限定されるように思う。

発見されている系外惑星の多くは、トランジット法などの間接的な手法で惑星を確認している。
惑星そのものを直接観測している例は少ない。

宇宙スケールで見た場合、恒星に比べて惑星は極めて小さいが、太陽系から近い恒星系ならば望遠鏡で見える可能性がある。ただし、惑星は恒星に比べて非常に暗く、わずかな光を捉えるのは難しい。すばる望遠鏡が発見したHR 8799の惑星は、129光年の距離にある。見えたといっても、光の点でしかなく、どんな惑星なのかまでは見えない。理論的には、惑星からの光が届いているのなら、超超超…解像度の望遠鏡があれば、惑星を惑星として見ることもできるかもしれない。

従来の天体望遠鏡では、製造できるレンズや鏡の大きさに限界があるので、レンズや鏡の大きさに頼らないで惑星からの光を捉える望遠鏡が必要だ。電波望遠鏡だと、複数のアンテナを連動させ、複眼のようにして大口径の望遠鏡にしているが、光学望遠鏡というか可視光線でも、そのような複眼式ができないのだろうか? 可視光線も電磁波の一部なのだから、できそうな気がするのだが。

夜空の星々のそれぞれに惑星がある。
その中に、生命が宿る惑星もたくさんあるだろう。
人類のように、知性を獲得した生命体もいるだろう。
肉眼で見える星々の多くは、天の川銀河系内の恒星だ。
銀河の数は、観測可能な範囲内で少なくとも1700億個あるとされている。
膨大な数だ。

地球のように文明を築いた生命体が、少なくとも銀河に1つあるとしても、宇宙には1700億個の文明があることになる。
とてつもなく壮大な話。
Star Trekのエンタープライズ号でも、銀河間のワープは至難の業だったから、異なる銀河系の文明と出合うことはないのかもしれない。
しかし、おそらく、お隣のアンドロメダ銀河にも、宇宙に思いをはせている誰かがいる。

もはや、SFの世界。

だから、SFが好きなんだ(^_^)

▼私が撮影した天の川の写真。たて座β星、へび座η星、IC-4756散開星団、へびつかい座NGC 6633散開星団、へびつかい座ケバルライ…などが写っている。

天の川

天の川


この写真に写っている星の中にも、おそらく生命を宿す惑星があるはず。
互いの存在を知らず、双方の惑星から夜空を見上げて、視線を向けあってるかもしれないね。

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