潔癖症の人は嫌がるかもしれないが、ダニはどこにでもいるし、ダニのいない家はない。むしろ、ダニが生息できないような家は、人間にとっても有害な環境だろう。

毎日睡眠をとる布団やベッドは、ダニにとってはジャングルみたいなもの。見えていないだけで、私たちはダニとともに共生している。
そんなダニの世界を垣間見せてくれるのが……

ダニの奇妙な世界 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版サイト

 数年前、私はある賭けをした。
人の毛穴にすむニキビダニに関することだ。ごく小さなダニで、待ち針の頭の上で10匹余りがダンスだってできる。だが彼らの本当の舞台は、私たちの顔の上だ。

夜になるとダニたちは毛穴から出てきて顔の上で交尾し、日中は毛穴の中に戻って食事をする。ニキビダニは、現在のところ2種が知られている。だが、成人男女を対象に小規模な調査をするだけでも、未知の新種がもっとたくさん見つかるのではないだろうか。私はそんな可能性に賭けたのだった。

(中略)

ミモレットというオレンジ色のフランス産チーズは、ダニのおかげで熟成する。

WEB上では触りの部分だけだが、面白い記事。ダニの顕微鏡写真がいくつか掲載されているが、なかなかに迫力がある。
写真として、これはかなりインパクトがある。

どうやったらこんな写真が撮れるのか?
たんに顕微鏡を使っただけで、ここまで迫力のある写真が撮れるわけではないことは容易に想像できる。そのテクニックを習得したいものだ。

前述のダニの顕微鏡写真は、200倍~500倍という高倍率の世界。光学顕微鏡で500倍もあるものは、かなり高性能で高価格の製品だ。
こうして見るダニは、まるで怪獣(^_^)

こんなのが布団の中にいるのかと思うと、気色悪いと思うかもしれないが、ダニにしてみれば布団は広大な地球のような環境だ。宇宙から地球を見たとき、人間がその表面に生息するミクロの存在であるように、ダニにとってはひとつの家が太陽系のようなサイズになる。

ダニサイズの視点で見れば、家の中にも生態系がある。カビなどの菌類や各種細菌、ダニに代表される微細な生物が、人間の目には見えないところで生存競争している。

ミクロの入口として、一眼レフカメラを使った超マクロ撮影をしているが、4倍マクロ(対角サイズ比率)くらいがせいぜい。

参照→「超マクロで蝶の羽を撮る

超マクロ撮影で、肉眼では見えにくい世界を、ちょっとだけ垣間見ている。
もっとミクロの世界を撮りたいと思ったら、顕微鏡が必須になる。

だが、よい顕微鏡写真を撮るには性能のよい顕微鏡が必要。それには金がかかる(^^;)
欲しい顕微鏡としてリストアップしているのが、オリンパスの「実体顕微鏡 SZX16」だ。これであれば、最大690倍の観察ができる。
それで見える(撮影できる)世界を想像すると、ワクワクする。

この顕微鏡で、私が必要だと思うオプションをそろえると、軽く100万円くらいになってしまう。NIKONの800mm望遠レンズが約165万円だから、それを考えればまだ安いとはいえるが、そうそう簡単には手が出せない。
いつか手に入れたいと思っているのだが、実現するかどうか……。その前に稼がないとね。

顕微鏡関連で調べていたら、卓上走査電子顕微鏡というのがあると知った。
電子顕微鏡で卓上だなんて!
卓上走査電子顕微鏡 NeoScope™ JCM-6000
これはすごいよ(^_^)
電子顕微鏡といえばゴツイものをイメージするが、こんなにコンパクトにできるなんて、日本の技術力もなかなかだ。

これがあったら、細菌レベルの写真まで撮れてしまう。しかし、問題は価格。調べてみてもなかなか価格情報に行き当たらなかったのだが、ようやく見つけた。
580万円だという。

日本電子、手軽で高画質なタッチパネル型卓上SEMを製品化。MEMSの開発用途にも適合 | SJN News 再生可能エネルギー最新情報

車が買えるような価格だが、従来の数千万円というレベルに比べたら格安。
いいな~、欲しいな~(^_^)

ただ、ストックフォトに使えるような写真としては、画像サイズが小さい。カタログスペックによると、撮影できる画像サイズが、1280×960ピクセルとなっている。ストックフォト仕様には、最低でも長辺が4000ピクセルは必要。方法としては、撮影範囲を分割して、4×4=16枚を撮影してつなぎ合わせればいい。
イメージとしては、これで撮影した写真が頭に浮かぶ。

ミクロの世界は、もうひとつの宇宙でもある。
顕微鏡を買ったら、どっぷりとはまってしまいそうだ(^_^)

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