AndroidタブレットがiPadを逆転…は比較がフェアじゃない


タブレット端末の市場を切り開いたiPad。
追随するAndroidタブレットがシェアを伸ばしているが、今年中にもiPadのシェアが50%を切ると予想されている。
しかし、「(iOS) vs. Androidタブレット」という比較は、OSの比較ではあるがタブレット端末の比較としてはフェアじゃないだろう。

「アンドロイド」搭載タブレット出荷、「iPad」を逆転へ=調査会社 | Reuters

[サンフランシスコ 12日 ロイター] 調査会社IDCは12日、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の出荷台数が今年初めて、米グーグル製基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したタブレット端末に逆転されるとの見通しを示した。

iOSはiPadのみであり、Androidタブレットは複数社の製品が競合する。
タブレットとしての比較にするのなら、各社の出している端末で比較するのが筋。

世界タブレット出荷、Samsungが263%増でAppleのシェア奪う──IDC調べ – ITmedia ニュース

▼2012年第4四半期の世界タブレットメーカートップ5

タブレットのシェア(2012年末)

タブレットのシェア(2012年末)

ここでいうシェアは、「出荷台数」のシェアなので、すでに所有している人のシェアではないことに注意が必要だ。
Androidタブレットがシェアの50%を超えたとしても、1社あるいは1機種(1)のシェアではAmazonを除いて1桁代だ。Android勢は攻勢であると同時に共食い状態だともいえる。

一人の巨人(iPad)と、多数の小人(Android)が綱引きをしているようなもの。
小人の数は増え続けていて、一人ひとりは非力でも、数の力で対抗する。ただし、小人同士の間でも小競り合いがある……というのが、比喩的な戦いの様相かな(笑)。

iOS vs Android

iOS vs Android



iPad対Androidタブレットという対比は、1社対複数社の比較なのだから、そもそもあまり意味がない。自動車で、プリウスと他社製ハイブリッド車を全部まとめてシェアの比較をしないのと同じ。
そろそろ、タブレット端末のそれぞれの比較をしませんか?

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