iWatchもしくは腕時計型デバイス

LINEで送る
Pocket

Appleの次なる新製品の噂は絶えないが、なにかと話題になるだけ注目されているということでもある。
かといって、いつも成功してきたわけでもない。ここ最近は、iMac、iPod、iPhone、iPadと成功例が続いているが、次はどうなるか?
そんな噂のひとつが「iWatch」だ。

アップルのiWatch、本当にある? あるとしてもヘンじゃない? : ギズモード・ジャパン

アップルが開発中と噂される腕時計型デバイス、人呼んでiWatch。ウェアラブル・コンピューターの未来を体現するものとして期待される一方、本当に製品として登場するのかはわかりませんし、あったとしてもどんなものか全く不明です。そんなiWatchはどうある(ない)べきか、米Gizmodoのサム記者が物申しています。

iWatch想像図

iWatch想像図

画像は想像図だ。いかにもありそうだが、ちょっと腕時計らしすぎる気がする。Appleが作るのなら、腕時計らしからぬ腕時計型デバイスにして欲しいものだ。

関連記事が以下にもある。

真偽の確認はご自身で:AppleがどうやらBluetooth搭載スマート腕時計を製造中らしい

Appleはどうやら腕時計のようなデバイスにも興味を持っているらしいと考えられてはきた。実際、iPod nanoは時計バンドを付けて腕時計風に持ち歩くこともできた。

ちなみに昨今は「スマートウォッチ」というジャンルに入るプロダクトも増えてきている。たとえばソニーにはSmart Watchという製品がある。またiOSおよびAndroidデバイスに繋ぐことのできるPebbleがKickstarterで大人気となったことも記憶に新しい。

SONY Smart Watch MN2

ソニー Smart Watch

ソニー Smart Watch

Pebbleについての記事が以下。

スマートウォッチPebbleがKickstarterで200万ドルを集めた理由

スマートウォッチPebble は、iPhoneやAndroid携帯の端末になれるお利口なデバイスで、(わざわざこれを言うのもなんかヘンだが)時間も分かる。ファウンダのEric Migicovskyの脳に数週間前にひらめいたアイデアだが、今や200万ドルも資金が集まっている。

Pebble

スマートウォッチPebble

スマートウォッチPebble

Smart Watch MN2やPebbleは、時計にスマート機能をプラスしたというコンセプトであり、基本は時計だろうね。これだと、あまりに安直というかありふれすぎている。
新しいコンセプトを提供するのなら、時計よりではなくスマートデバイスよりの形態ではないだろうか?
それを表現するには、腕につけるものであっても、腕時計っぽくないもの。だけど、時計でもあるんだよ……という意外性が必要な気がする。

この記事は途中まで書いて中断していたのだが、その間に新しい情報が出てきた。

Appleの“iWatch的な”端末の出願書、米特許商標局が公開 – ITmedia ニュース

 米Appleが腕時計タイプのウェアラブル端末を開発中といううわさを裏付けるような特許出願書類を2月21日(現地時間)、米特許商標局が公開した。Appleはこの端末の特許を2011年8月に申請しており、特許番号は20130044215。

(中略)

このブレスレット端末は無線アンテナ、バッテリー、ICチップ、データと電力のためのコネクタを搭載し、腕に巻いたままディスプレイにさまざまな情報を表示でき、ブレスレット端末同士や他の端末(iPhoneなどだろう)と交信できる。ディスプレイはタッチ対応で、内蔵センサーでディスプレイの状態(腕に装着しているのか平面に置かれているのかなど)を判断し、表示方法を最適化する。自動巻(キネティック)機能とソーラーパネルも備える。

私が想像していたものに近い。

じつは、その想像をビジュアル化しようとしていて、そのために記事を書くのを中断していた。
しまった……タイミングを逸した。今さら想像図を公開しても、説得力は乏しいのだが……
上記の特許記事を見る前に想像していたのは、以下のようなもの。

▼iWatchの~こんなのがあったらいいな~想像図。(クリックで拡大表示)

iwatch想像図

iwatch想像図


ブレスレット状で、全周が液晶になっている。また、半透明のスケルトンというのは、Appleらしくていいので、前述の想像図からアイデアを拝借。
曲げられる液晶や半透明の液晶というのは、試作品としては発表されているので、それをプレスレットにぐるりと取り巻く。その円周上をスクロールすると、時計部分を中心に、上下に各種アイコンが並ぶ。

それらのアイコンが、くるくると任意の場所にスクロールできる。
モーションセンサーと水準器(角度センサー)によって、時計のどの部分が「上」になっているかで、自動的に時計表示の位置を決める。表示の向きも時計の角度によって、180度回転する。これは現行のiPhoneなどと同じ。

時計を付けるとき、男性は手首の甲側に文字盤が来るように付けるが、女性は手首の内側(手のひら側)に文字盤が来るように付けることが多いので、基準点をどちらにするかの設定ができる。
そのための全周ディスプレイ。

どうやって手首に留めるか、という問題があるが、留め口は手首の外側、上から見たときの左側(小指側)の面に接続部を設ける。外側の側面は、本人の視覚から見えない部分なので、接続部が気にならない。甲側と内側の両方を表示の基準点とするために、接続部は装着者から見えない外側だろう。
接続部を離すと、手首を通せるほど広がるような構造にすればいい。ちょっと難しいかもしれないが、G-SHOCKのように、やや硬めの樹脂バンド(半透明)をベースにして、曲がる液晶を載せるといいかもしれない。

もっとも、ここまでぶっ飛んだiWatchになるには、クリアしないといけない技術的・素材的な問題があると思うので、実際にはもっとオーソドックスなものになるのだろう。

とまぁ、ちょっとしたお遊びネタとして(笑)。

(Visited 13 times, 1 visits today)