今朝の電車は超々々満員電車だった。毎日乗っているが、こんなギュウ詰めは久しくなかったと思う。
東京都内、23区内には大雪が降ると予報されていた。

14日の大雪が、予報すらされていなかった大雪だったため、今回は予報が出た段階でJRは朝の運行を間引きする対応を予告した。

夕方にかけて大雪の恐れ、23区で降雪5cmか : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

関東甲信地方と東北の太平洋側では、6日夕方にかけて雪が降り、平地でも大雪となるところがある見込み。

結局、この予報は23区内については、大ハズレ
現時点(午前11時)で、雪は雨に変わりつつある。
最近、天気予報は外すことが多いように感じる。予報は難しいというのはわかるのだが、それにしても大ハズレし過ぎのような気がするのは私だけだろうか?
スパコンが故障したというニュースもあったが……
スパコン不具合 データ一部作成できず NHKニュース

4日午後9時前、気象庁が気象予報の業務に使用しているスーパーコンピューターの冷却装置が故障し、システムが作動しなくなる不具合が発生しました。
この影響で、上空の大気の状態の解析結果など詳しい予報を検討するためのデータの一部が作成できない状態が続いていて、復旧作業は午前10時ごろまでかかる見込みだということです。

スパコンで観測したデータを元にシミュレーションするわけだが、それでも外すのはパラメーターが不足しているからだろうと推測できる。気象モデルは過去のデータを元に、こうなればこうなるだろうと予測するわけだが、予測されない動きになるのはデータとして入っていないパラメーターがあるからだ。

その一例が「“都市の熱”が気候変動の主犯か?」で取り上げた、都市の熱だったりする。
二昔前、いやもっと前かな、天気予報は限られた観測データから、予報官の「勘」がものをいった。降水確率(気象庁では1980年以降)なんていう数値的なものはなかったから、かなりおおざっぱではあるが、「予報だから当たらなくても仕方がない」程度の、ゆるい期待値でしかなかった。

ちなみに、降水確率は「統計的確率」のひとつ。確からしさを求める数学的確率とは異なる。

最近では、天気予報の精度は、日常生活や経済にも大きな影響をもたらす。それは精度を求められているからであり、的確な予報であるはずだという「期待値の大きさ」に基づいている。
それが大ハズレすると、大混乱だ。

そして、今朝の都内、23区内の大雪予報は大ハズレ。
私鉄各社は通常通りの運行だったため、特に混乱はなかった。

しかし、JRは違った。朝、外を見たら積雪はわずかだった。予告していたとはいえ、予報されたような雪にはなっていないのに、それでも間引き運転を実行した対応は融通が利かない。
普段でも、朝の通勤ラッシュ時は遅れがちで、雨が降ればさらに遅れる傾向にある。それが雪になれば、もっと遅れる。遅れるのに加えて、本数が減っているから、混雑に拍車がかかる。
通常通りに運行していれば、遅れはしてもこれほど混雑することはなかったはず。

寿司詰めという言い方があるが、寿司は寿司でもシャリを強く握りすぎた寿司だ。ホームには人が溢れ、到着する電車には乗りきれず、次の電車を待たなくてはならなかった。乗ったら乗ったで、これでもかというくらい、詰め込まれて腕を上げることすらできない。乗車率500%くらいの感覚。1つの車両に何人乗れるかの、ギネス記録挑戦をしているような気分。男はまだいいが、女性にとっては辛く堪えられない詰め込みだろう。
たまたま、今朝は妻が途中まで一緒だったのだが、かなり辛かったようだ。

今朝の積雪状況を見て、運行方法を通常通りにするという判断が、なぜできなかったのか?
私鉄にできてJRにできないのはなぜなのか? JRは運行する路線が多く、車両や本数も多いから、帳尻を合わせるのが大変だとは思う。事前に予告したのは、ダイヤを組み直す手間もあったからだろう。しかし、通常に戻すのはそれほど難しくはないと思うのだが?

融通が利かないということでは、少し前に以下のようなことがあった。
池袋駅の、新宿方面行き埼京線と湘南新宿ラインのホームでのこと。池袋から出発しようとした埼京線の電車がドアを閉めた。発車ベルが鳴っているが、電車は発車できない。なにやら点検作業が発生したらしい。私は、向かい側の湘南新宿ラインの電車に乗っていた。

埼京線の方が先発ということで、湘南新宿ラインから乗り換えた人も多かった。電車は満員だ。
発車できないまま、時間が過ぎていく。埼京線が発車できないから、湘南新宿ラインも止まったままだ。しかし、私の乗った電車はドアが開いたまま。あきらめた人が山手線に流れていく。

しかし、埼京線の電車はドアを閉じたままなので、乗り換えることもできない。
時間が経過していく。

苛立った乗客が窓を開けて、駅員に文句をいっていた。それでも、電車のドアを開けようとはしなかった。
電車は1ミリも動いていないのだから、ドアを開けて客を降ろせばいいのに、現場の駅員にはその判断ができないのか裁量権がないらしい。
結局、30分くらいして、ようやく発車した。先発だからと乗り換えた人は災難だった。

電車が遅れることは日常茶飯事だが、その対応は私鉄の方が早くJRは遅い。比較するのは路線規模などが違うから不公平だとは思うが、もう少し臨機応変に柔軟性が必要だと思う。

結果論として、今朝の間引き運行は不適切な対応だった。間引きするかどうかは、朝の積雪を見てから決めてもよかったのではないだろうか?

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